50年も生きていると、さすがにそれだけでもいろいろなことを覚えるものです。
でもそれ以上に、いやその数万倍は優に知らないことの方がこの世には多いのではと思う今日この頃です。
例えば私の大好きなあんパンになぜ黒ゴマや白いケシの実が乗っかってるかなんて、これまで一度も気にしたことなんてありませんでした。
でもそんなことにもちゃんと理由があったなんて、もちろん知る由などありません。
気になって調べたところ、一番の理由は「中身のあんこの種類を見分けるため」だということのようですね。
黒ゴマが乗ってると粒あん、ケシが乗ってるとこしあんというケースが多いみたいですね。
なるほどそういうことだったのかと、納得しました。
よくおにぎりのてっぺんにに小さくカットされた昆布やシャケが乗っかってるのと同じ訳ですね。
また、白ゴマが乗ってると白あんや、桜の花びらの塩漬けが乗ってると桜あんだったりと、最近ではいろいろなパターンがあるそうですね。
さらに調べてわかったことなんですが、このトッピングは私たち食べる側のためにあるというよりも、作る側のための方が大きいみたいですよ。
たくさん作ってると、最大限に意識して作っててもどれが“何あん”だったか途中でさっぱり訳がわからなくなってしまうそうだからなんですって!
そりゃそうですよね、中身違えどカタチはおんなじだし…